ボク、ファーストキライです

97年オフにルイス・ロペス内野手が契約更改のもつれから退団し、ダイエーに移籍した。

この為、現場は98年のシーズンに向けて、ロペスに代わる一塁手を育成することが急務となった。

町田康嗣郎(97年まで公二郎)外野手、浅井樹外野手が主な候補だったが

首脳陣はペレスをファーストにコンバートすることを選択した。

結果から言えばこれは成功だった。

選手起用の幅が広がった為、選手層にゆとりが生まれたのである。

もっともペレス曰く、「ボク、ファースト嫌いです。ファーストはバントあります。」


とはいえ、この年はある時は外野手、ある時はファーストとして、スタメンに代打にフル回転した。

終わってみれば、1年間を通じて1軍に在籍し続け、98試合で .296 5本塁打 35打点 という自己最高の成績を残した。


この成績でペレスは自信をつけたのだろう。

シーズンオフに同僚のケサダ外野手と共に、ポスティングシステムでのメジャーリーグ挑戦を球団に申し出た。

しかし、期待とは裏腹にペレスを獲得しようとする球団は無かった。


ポスティングシステムのルールでは、入札先が決まらなかった選手は所属球団と契約する事になっており、

ペレスは年俸3150万円で広島と再契約した。

1度はカープを出て行こうとした選手の年俸を上げるあたり、球団が彼を高く評価していた事が理解出来る。


しかし、翌99年は全く目立たなかった。

エディ・ディアス内野手の入団やペルドモ投手の内野手登録があり、外国人枠の関係から1軍に登録されず、

12試合 .174 0本塁打 2打点 に終わってしまう。 


結局この年限りで自由契約になるが、これはペレスのメジャーリーグ挑戦の意思を球団が考慮した為だろう。

後に、ニューヨークメッツとマイナー契約を結んだ。

メジャーに昇格してからは、この年にFAで阪神タイガースから移籍してきた

新庄剛志外野手(現:サンフランシスコ・ジャイアンツ)とレギュラーを争いをする事になる。


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